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非常食眼鏡と補聴器の専門誌「THE EYES」 [ 更新:2015年12月15日 ]
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眼鏡と補聴器の専門誌

「THE EYES (2015.12号)」でセイショップ(SEISHOP)が紹介されました。


THE EYES (2015.12号)表紙

Market Trendsetter 167 ~最終回~【日常と変わらぬ、ライフスタイルに応える防災のセレクトショップSEISHOP(セイショップ)】by マーケティングコンサルタント (株)ネットワーク代表取締役 仁瓶賢三

■内容
《シリーズ》Market Trendsetter 167 ~最終回~

日常と変わらぬ、ライフスタイルに応える防災のセレクトショップSEISHOP(セイショップ)

防災用品ビジネスもライフスタイルビジネスの時代。防災の分野にもセレクトショップが出現。セレクトショップの魅力は、単品のモノの価値よりも、どのような考えに基づいて、どのように集めたかというセンスに価値がある。客はそのセンスに共感し、その一部である単品を買っていく。

災害時に使用するものだからといって、その場凌ぎのモノで済ますのではなく、旧来の防災意識を超えて、「日常の生活と変わらぬ豊かさが災害時にも持続できる。そのために備える」をテーマに備蓄食品やグッズを提供しているワンランクアップの店が、東京・市ヶ谷にオープンして話題を集めている。

その名は、防災のセレクトショップ「セイショップ」だ。同店は、スタッフ全員が防災士のプロ集団で、確たる理論と哲学をもって、個客に日常のライフスタイルの視点で接し、「よりよい備え、よりよい暮らし」をモットーにプロソリューションで応えてくれるオンリーワンの防災専門店だ。


防災時も豊かに過ごせる品揃えの店

「セイショップ(SEISHOP)」へのアクセスは、JR市ヶ谷駅から徒歩5分。地下鉄都営新宿線市ヶ谷駅(A3出口)から徒歩2分。東京メトロ有楽町線麹町駅(6番出口)から徒歩8分。同半蔵門線半蔵門駅(5番出口)から徒歩7分。「東郷公園」横の千代田区四番町8-13の吉野ビル1階にある。周辺は大使館や学校が点在する閑静な立地環境で、店舗は総ガラス張りの内から公園が見渡せるしゃれた構えで、時にはパークサイドのカフェと見間違えて訪れる人もあるというスタイリッシュな外観をもつショップだ。内部は、中世の災害文学ともいわれる「方丈記」の作者として知られる鴨長明(かものちょうめい)か災害に備えて目ら考案設計し、晩年の住まいとした「方丈庵」をイメージコンセプトにしたという、現代版のシンプル・モダンなショップ空間に表現している。内装は、床がフローリング仕上げ、棚やテーブルには木材を使用し、全体がウッディな温かい感じにまとめられている。しかも極めつきは、店内の中心に「方丈庵」を意識した囲い(一丈・3.03m四方)を設置していることだ。これなどは防災を個人のライフスタイルや文化にまで意識を高めるセイショップのもつ世界観の表れれだろう。

写真1:カフェと見間違えるオシャレなファサード
写真2:25年賞味期限のサバイバルフーズも並ぶ


同店のショップコンセプトは、運営母体の株式会社セイエンタプライズの平井雅也社長に聞くと、「災害時でも普段と変わらない豊かな生活が送れるように、皆様の備えをお手伝いする防災のセレクトショップです」といわれ、「よりよい備え、よりよい暮らし」をスローガンに掲げている。

次に、同店の扱い商品の概要を紹介すると、〔食〕〔装〕〔知〕〔法人・その他備蓄品〕の4つのカテゴリーに大別される。〔食〕については、運営母体のセイエンタプライズがフリーズドライフーズの長期備蓄食品の輸入販売会社として設立されて38年の歴史を持つ老舗だけに、特に力が入れられており、「災害時だからこそ、ストレスをやわらげ、免疫力を高める美味しい食事が必要」と25年の賞味期限のサバイバルフーズ、全米No1ブランドのマウンテンハウス、日本のエビアンと言われる富士ミネラルウォーターの5年保存水、その他があり、〔食〕がセイショップの売り上げの8割を占めている。〔装〕は、「日常から非日常まで変わらない暮らし」を掲げ、さらに「住」「運」「衣」に細分類されている。「住」は、暮らすことをテーマに、火を備えるための「防水マッチ」、「EVERNEWアルコールストーブ」、「バイオライト」(持ち運べる発電機)、「銘建のペレット」(エコ燃料)、昼間のように明るいライト「シュアファイアー」、好きな時に好きな所で電気を使う「パワーフィルム・ロールアップセット」、「ロールアップミニ」、災害時でもしっかり眠るための「3Mシンサレート災害用スリーピングバッグ」、トイレ処理剤「ほっ!トイレタブレット」、感染予防に「N95防護マスク」、感染症や食中毒予防に抗菌・消臭剤「G2TAMαプラス」。「運」は移動する、運ぶをテーマに、災害時の移動手段「防災する自転車」(ノーパンク+発電・充電+電動アシスト)、増水時の強い味方「ジョイクラフトの救命ボート」、介護補助具から災害用担架まで幅広く使用できる「おんぶラック」。「衣」は着る、履く、備える、をテーマに、ニオイの気になる避難所に、消臭アンダーウェア「デオエスト」、いつものオシャレが備えにつながる「いまばりレスキュータオル・マフラー・ショール・ハンカチ」、フォーマルから災害現場までこれ一足で「シモンの活動靴」。〔知〕は災害で生き残る、よりよく備えるための情報の提案で、防災格言「天災人災格言集」(セイエンタプライズ取締役でセイショップのプロデューサーで防災士の平井敬也氏が同社のメールマガジン「週刊防災格言」で連載したものを加筆編集したもの。発行興山舎)、「防災研修受講と認定資格取得で防災士になる」、「BCPコンサルティング」、「マンション管理組合向けCCP」。〔法人・その他備蓄品〕には、「災害対策小規模事業者向けパッケージ15・50・100」、「フォリオコンタクト」(どこにでも貼れる使い捨てホワイトボード)、「浮くっしょん」(水害用ライフジャケット)などがある。

ここで同店のアウトラインを参考までにふれておくと、オープンは2015年4月13日。ネットショップ15周年を機にお客さんからの要望もあってショールーム的役割をもったリアルショップとして立ち上げられた。営業時間は10~17時。定休日は土・日・祝日。販売商品の価格帯は、下限が「いまばりレスキュータオル」540円(税込)~上限「防災する自動車アレックス」19万1160円(税込)。平均客単価は3~4万円。客層は、家庭での備蓄を目的にした人が圧倒的に多い。男女比では6:4で男性が多い。年齢でみると、50代後半~70、80代のシニア層が一番多い。ついで子どものいる若い家族の人。なお購買目的が、娘さんやお孫さんのいる家庭にプレゼントというケースもある。来店範囲は首都圏中心(東京、神奈川)。地方からは上京の都合に合わせて来る人が大半。となっている。


セイショップの人気商品ペスト3

数ある扱い商品の中から強いて同店の売れ筋人気商品ナンバー3を聞いてみると、次のようになる。フーズの分野では、①(大缶)3種のバラエティセット4万1904円(税込)②(大缶)野菜シチューファミリーセット3万5705円(税込)③(大缶)パスタプリマヴェラ8424円(税込)となっており、①は、クラッカー+野菜シチュー+パスタプリマヴェラが各2缶(60食相当)、②は、野菜シチュー+クラッカーが各3缶(60食相当)、③は、10食相当で、上記の3点は、いずれも製造元は世界最大級の凍結乾燥商品メーカーのアメリカのオレゴンフリーズドライ社で、世界が認めたおいしい栄養バランスのとれたフリーズドライ食品だ。米国陸軍やNASAの宇宙食としても採用されている公認の備蓄食品でもある。普通、非常食というと賞味期限が3~5年のものがほとんどだが、なんと25年の長期保存(備蓄)が可能というすぐれものである。フーズ以外のベスト3は、①保存水「富士ミネラルウォーター」2Lx6本、2484円(税込)、「ほっ!トイレタブレット」(10個分)2160円(税込)、③バイオライト(フルセット)3万1860円(税込)。①は、サミット(主要国首脳会議)で公式ミネラルウオーターに採用されている。②は、いつものトイレを災害用トイレにする。③は、持ち運べる世界最小の発電機で、焚き火で発生した熱を電気に変換できるキャンピングストープ+防水コーティング・マッチ+燃料の木質ペレット+専用グリル+専用ケトルポットのフルセット。

店長で防災士の布山夕紀さんに接客していて嬉しいことはと聞くと、「サバイバルフーズを試食されて、「とってもおいしい』と言われること、さらに賞味期限25年で長期保存(備蓄)が可能なのに驚かれること。常連のお客様から『セイショップだから安心』と言われること」だとの言葉が返ってきた。


私らしさを大事にしてくれる店

成熟社会は価値基準に個人のライフスタイルが中心になる時代。今日「自助の時代」といわれる防災も個人を中心にそのニーズは大きく変わり、普段と変わらぬ日常の暮らしの豊かさが求められるようになってきている。たとえば防災マーケットの変遷を「食」の面でみても、第1次の30年前(東海地震対策といわれた大規模地震対策特別措置法が施行)は、国による防災対策が中心の「公助の時代」で支給される非常食も公平性が求められ、個人の好みは排除されて、「乾パン」が支給されていた。第2次は1995年1・17阪神淡路大震災(直下型)で、ボランティア元年といわれ、自治体と市民が力を合わせた「共助の時代」で、非常食が小分けして配布された。第3次は2011年3・11東日本大震災(地震&津波)で「公助」の限界を体験して、自分と自分の家族の身は自分たちで守る必要性を強く認識した「自助の時代」になり、公助の時代に排除された個人の好みが自助の時代には重視されるようになってきた。

セイショップは、この自助をサポートする防災用品のセレクトショップで、集められた商品には、普段から使えて、オシャレにもこだわり、自然に備えて防災に役立つコンセプトに沿ったストーリーを持っており、専門のスタッフが個人の価値観や好みやこだわりや家族構成など、丁寧に聞いて、お客さんと一緒になって防災を考えてくれる。自助を応援してくれる店だ。


株式会社セイエンタプライズ▽東京都千代田区平河町2-16-15▽代表者:平井雅也▽TEL:03-3265-8838
SEISHOP「セイショップ」▽東京都千代田区四番町8-13(吉野ビル1F)▽TEL:03-5212-6251▽https://www.seishop.jp

(本文:マーケティングコンサルタント (株)ネットワーク代表取締役 仁瓶賢三)


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