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防災情報TOP >> 東京国際消防防災展 2003 特別レポート[2]

Seiさんのお店 プレゼンツ ⇒ 2003 東京国際消防防災展 11/20(木)~23(日)特別レポート<2>
東京国際消防防災展
■第2回■ 東京国際消防防災展 Seiさん店長 潜入レポート<2>
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東京消防庁の展示
■東京消防庁のマスコット「キュータくん」
キュータくんの名前は「119番のキュー」「救助のキュー」「救急レスキューのキュー」「緊急のキュー」で「多くの人をタスケルのタ」から由来されています。「タ」だけは、かなりの<こじ付け>を感じますが、、、可愛いらしいキャラクターだと思います。
■東京消防少年団~隊員募集中!!
東京消防少年団の制服。左が<男の子>で右が<女の子>の制服。
ユニフォームは可愛いのだけれどマネキンがなんだかとても不気味であった・・・。
消防少年団とは昭和25年に全国で始まった「少年消防クラブ」のことで、小学校4年生~中学3年生までの児童を対象に火災予防について学びながら福祉活動や環境運動、キャンプなど野外活動を行う・・・いわゆる消防庁管轄のボーイスカウト団体です。
お子様なら誰でも参加できますので、詳細をお知りになりたい方は地元の消防署に聞いてください。どこの自治体にも消防少年団はあると思います。
ボーイ&ガールスカウトは欧米では非常にポピュラーです。子供の教育にも適しているのですよ。現在、東京都内では全79団、総勢3,300名の子供達が地域の消防署ごとに活発な活動を行っているそうです。今回の東京消防防災展にもたくさんの消防少年団のお子様達が見学に訪れていました。私の感覚では、男の子に比べ、女の子の少年団員数が遥かに多いように見受けられました。
■地震を体験「起震車」
入口脇の消防庁のアトラクション―――震度7の地震を体験できる「起震車」
このような、地震アトラクション「起震車(防災指導車)」は、個人利用や営利目的以外の「教育目的」「企業や地区の防災訓練」であれば無料で貸し出しも行っています。興味のある防災担当者方は、是非、地元の自治体に問い合わせください。
■東京消防庁「起震車」その2
この「起震車」には多くの子供達が体験搭乗しておりました。防災イベントには起震車は欠かせません。起震車さえあれば、防災イベントもより意味のある面白い企画に変わります。楽しんで学習するのが防災です。
■偵察ロボット「ファイヤーサーチ」
有毒ガスなど隊員の侵入の難しい場所に活躍する偵察ロボット。全長2.3メートル
■遠隔操作式消化装置「ジェットファイター」
トンネルなど人の入り込めない場所に遠隔操作で侵入し消火作業を行うでっかいラジコンカー。全長1.2メートル
1960年代のSF映画を彷彿させるチャチなデザインセンスが何とも言えない・・・。
■無人放水ロボット「レインボー5」
石油化学コンビナートやタンクローリー等の油脂火災の現場など消防隊員が近づけない場合に活躍するロボット。有線ケーブルを使って100m先まで遠隔操作(無線では30メートル)が可能。全長3.85メートル、小型戦車という感じでなかなかデザインもカッコ良かった!
■救出ロボット「ロボキュー」
二酸化炭素や一酸化炭素など消防隊員が進入できないような現場で、逃げ遅れた人を救助するのに威力を発揮するロボット。最新式のマニピュレータ2本を操作して被災者を掴んでロボット内部に収容する。尚、ロボットアーム(腕)は、物を掴む感覚や重さなどが遠隔操作する作業員にちゃんと伝わるので、人体は傷つかないという優れもの。全長3.98メートル、何故かこの車両だけ黄色いのが謎である・・・。
■ラジコンヘリコプター
ヤマハ製の高度情報収集や災害現場の偵察目的に用いられるラジコンヘリコプター。前方に複数のカメラが搭載されている。
■東京消防庁のヘリコプター
今回の展示物の中では唯一の本物のヘリコプターだけに子供達(そのお父さんにも)に人気が集中していたようで、写真を撮るのに難儀した。しかし、どうやって会場に運び入れたのかが気になるところ・・・。
■画像探査機2型「ボーカメ」
棒の先に小型ライトを内蔵したカメラ、スピーカー、マイクが取り付けてあり、ハンズフリーのヘッドホン・マイクを接続した携帯型の4インチ・モニターにそれらの画像を映し出し操作できるレスキュー道具。倒壊家屋など狭い瓦礫の隙間にこの棒を差し込むことで、閉じ込められている人を発見するのに用いる。もう少し柔らかい素材でモニター部分も小型軽量化出来たら良いのになぁ・・・などと思ったのだが・・・しかし良く出来ている。
■空気ジャッキ(エアマイティ〉
世界中の消防レスキューの現場で使用されている定番の商品。ゴムで出来たマットに高圧の空気を送り込み膨らませ、隙間を押し広げたり、車両など重い物を持ち上げるのに利用される。この大型のマット1枚で約40トンまで持ち上げられるという、 絵に描いたような縁の下の力持ち道具。
■体験学習<119番>電話のかけ方
ビデオモニターの映像と電話機が連動した体験学習装置。
火事!ビデオ画面の指示に従って119番に電話をかけると消防署の映像に切り替わる。消防署員が出てきて「火事ですか救急ですか?」と問われます、、、店長は『かっ、か、火事です!』とわざとらしく演技しましたら後ろの子供達に笑われました。
119番(火事・救急)に電話する時は「落ち着いて、ゆっくり、はっきり」としゃべる事がポイント。火事ですか救急ですかと問われるので、<火事か救急>どちらかを明確に伝え、その後に、<正確な住所>と<状態>(○○が燃えている や ○○がどうした)をはっきり伝える事。最後に、救急・消防車両がちゃんと来れるように<近所の目標>を伝えましょう!
■体験学習<正しい消火器の使い方>
ビデオに映った火元に向かって、消火器を使って消化する・・・という体験学習装置。店長はこんな便利な学習装置があることを知らなかった。
消火器は
(1)安全ピンを抜いて(スポンと上に引き抜きます)
(2)ホースを外し火元にしっかりと向けてから
(3)レバーを強く握って消化します。
火を怖がって目をつぶっちゃうと、ちゃんと火元に消化器の粉が行き渡りません。目はしっかと見開いて慌てずに消化活動に専念しましょう!
尚、最近良く売っている簡易スプレー式の消火用具は大きな火は消せない場合がほとんどです。台所等の小さな火事の補助具としてスプレータイプの消火用具を常備する一方で、ちゃんとした消火器も必ず用意しましょう!
■レスキュー 救出体験 コーナー
倒壊した家屋に埋まった人形を救出する体験コーナー。阪神・淡路震災の犠牲者の9割近くは倒壊した家屋の下敷きとなった圧死です。家屋が倒壊した場合、柱や梁やブロックなど重い物がじゃまをして救出がはかどりません。上手にジャッキを使って柱や梁を持ち上げて人が動けるだけの隙間を確保する・・・という体験学習です。地震など大規模災害時には、119番に電話をかけても救急車も消防者も自衛隊もかけ付けて来ません。初期消火や人命救出のほとんどは、近所や家族・身内の人達の手に委ねられます。
この他、消防防災展では、人口呼吸(心肺蘇生)の体験レクチャーなどもありました。
ちなみに、写真の赤いベレー帽をかぶっているのは、先に紹介した東京消防少年団員の女の子達です。
■江戸の消防の歴史 展示コーナー
江戸の町火消しの歴史を展示(パネル類)。江戸火消し五番組の纏(まとい)を手に持って記念写真も撮れます・・・が、かなり地味な展示のためか、ちょっと閑散としておりました。
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