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「 正しく恐れる 」by 寺田寅彦

ものをこわがらな過ぎたり、こわがり過ぎたりするのはやさしいが、
正当にこわがることはなかなかむつかしい。

ものを恐がらな過ぎたり、恐がり過ぎたりするのは易しいが、正当に恐がることはなかなか難しい。

寺田寅彦(てらだ とらひこ)・・・1878生れ~1935没 / 物理学者 随筆家 俳人

格言は1935(昭和10)年の浅間山が小噴火した時、沓掛駅で山を降りてきた学生と山の様子を学生から聴取していた駅員とのやりとりから、「大したことはない。大丈夫」とただ言う学生に対し、駅員が「いや、そうではない」と首を静かに横に振ったことを見聞きした寺田寅彦(てらだ とらひこ)の感想。(昭和十年十一月 小爆発二件より)
出典:防災格言Seiさんのお店 無料メールマガジン「週刊 防災格言」より
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~ 新型インフルエンザを 正しく恐れる~

私たちは、新型インフルエンザという未知のウィルスによる脅威を正しく知りません。
インフルエンザと同じ対策――――それは風邪をひかないようにする対策と同じ様なものであり、そんなに神経質に恐れる必要はありません――――との声も聞かれます。

そうかもしれませんし、そうでないかもしれません。

「愚か者は経験から学び、賢者は歴史から学ぶ」と言いますが、私たちは人類を襲った100年前のパンデミック(スパニッシュ・インフルエンザ=スペインかぜ)から多くを学ぶことができるのではないでしょうか?

かつて、世界を席巻したスパニッシュ・インフルエンザは、1918年5月~1919年5月の間、連続的に、そして、その後1921年まで断続的に流行し、記録に残るだけでも39万人もの日本人の命を奪いました。

移動手段の発達した現代で、同じことが起こらないと誰が言えるでしょうか。
「正しく恐れる」ために、このページを作成しました。
2009年2月1日
Seiさんのお店 店長 平井敬也

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