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2005年06月04日
世界の地震の1割が日本で起きています
日本の国土は、地球表面積の250分の1に過ぎませんから、私たちは地震の危険を世界平均の25倍も背負って暮らしているわけです。
※下記は昭和58年作成の弊社パンフレットより一部抜粋
(古い資料ですがなかなかに面白いと思います)製品比較データは最新のデータに改変。
(古い資料ですがなかなかに面白いと思います)製品比較データは最新のデータに改変。

日本で発生する地震には、2つのタイプがあるといわれます。1つは10年に1度といわれる太平洋岸を震源とする海洋型。もう1つは、内陸部から日本海岸に発生する直下型です。後者の場合、エネルギーは比較的小さいのですが、全く予測不可能で、日本全国どこでも、常に発生する可能性があります。しかも、地殻の浅い所が震源の場合、思いがけなく大きな被害を生むことがあります。(昭和58年防災白書)
前者の海洋型は、広範囲にさらに大きな被害が予測されます。現在、東海沖と房総沖に膨大な蓄積エネルギーが存在。「東海地方の状況は、53枚のトランプカードを今42枚(125年)あたりまでめくったが、まだジョーカー(大地震)が出ていないようなものだ。残りのカードのうち次に出てもおかしくない状況。」と東大理学部石橋助手(昭和51年)が発表しています。
いつ、どこに発生しても不思議ではない大地震。その時、私たちはどうすればいいのでしょう。特に人口の過密化した都市生活者には深刻な問題。高度成長期以降、人口の多くは国土の4分の1に過ぎない低地・段丘地の都市部に極端に集中。つまり、地盤の軟弱な沖積地層の上にほとんどの日本人が生活しているのです。高度に分業化・システム化された現代都市は、その時、最も無力な地域となるでしょう。
例えば、道路には乗り捨てられた車があふれ、除去するすべがありません。さらに沖積地層には「液状化現象」といわれる、土砂が地面から洪水のように吹き出し、道路や橋を押し流す状況も十分に考えられます。特に、耐震基準の緩かった以前に作られたものは顕著でしょう。とすれば、交通は完全に分断されます。近代都市において交通問題は即ち流通問題。生活物資が不足することは明らかです。

日本人の約5分の1が生活する都市部で、最も恐ろしいのが二次災害。
それなりの注意と訓練があれば、地震の直接被害を最小限に留めることは可能です。
しかし、都市機能の喪失による生活の困窮、飢餓等の不安を完全に防ぐことが出来るのでしょうか。
国や自治体等、他人への依存が強いほど、焦燥感、不公平感が増大し、パニックを発生させます。食料、水、エネルギー、衣料品あるいは情報の欠乏。いずれも悲惨な結果を招きます。
即ち、ライフライン(生活生命線)を絶たれるわけです。
点ではなく、面として破壊された震災後の復旧には、数々のシミュレーションにより、最低でも1~2ヶ月が必要といわれています。その間、幸運な場合でも、決して正常な生活は望めません。

都市部では、全国各地の採れたての名産品が、いつでも手に入ります。
発達した流通システムの恩恵でしょう。しかし、このシステムを支えているのは、他ならぬ交通網。連日、トラックや貨物列車が都市へ走り続けています。
つまり都市部では、生活物資、中でも食料の備蓄が極端に少ないことを意味します。この姿は、点滴を受け、完全看護下で生き永らえている重病人に似てはいないでしょうか。
交通が分断され陸の孤島と化した都市は、まるで点滴を外された瀕死の病人同然。その時、私達を待つのは、どんな状況でしょう。人々は先を争い食料を求めるに違いありません。スーパーや食品店で、暴動が繰り広げられないと、誰が断言できるでしょうか。他人にその食料の多くを望む時、パニックの発生の必然性が増大します。また、都市生活者の多くは現在地を「仮住い」と考え、郷土意識がありません。当然地理にも暗く、まさかの時は「勝手な行動」あるいは「付和雷同型行動」をとるため、大パニックを誘導するといわれます。物資は限られているので、皮肉なことに、天災に耐え残った人が多いほど、二次災害、即ち人災が大きくなるのです。(防災システム協会資料参考)

その時には、国や自治体が何とかしてくれるはず、と考えている方も多いでしょう。
もちろん行政組織も備えています。しかし、それに私達が頼れるか否かについては問題が残る、といわざるを得ません。
新潟地震の後、新潟市長は、「対策は万全だったが、イザとなると計画の2割しか作動できなかった」と慨嘆。国立防災センターの調べでも、公務員のスタンバイ時間は、年平均1日5時間に過ぎません。
さらに問題なのは、災害予測を甘く立てがちだということ。例えば、関東大震災クラスの地震が起きた場合の被災者(住む所が無い者と規定)を350万人と計算(昭和53年度東京都防災会議)。関東大震災時170万人だったものが、僅かに2倍。人口、高層建築物、地下街、危険物貯蔵も比べられない程増えている現在の方が安全だというのでしょうか?この数字があらゆる対策のベースとなっているのですから、とても恐いことです。そして、すべての対策は被災者のみが対象です。即ち、被災しない人々は、自分で食料を調達しなくてはならないということです。

では、行政組織の食料対策は?
米不足に加え世界的な不作が重なり、米穀の備蓄は減少傾向。煮炊き不要な昔ながらの乾パンは、政府倉庫に26万食、東京都は150万食備えています(昭和58年防災白書)。しかし、これで巨大都市生活者が何日間、生き永らえるのでしょうか。もっとも、十分に用意されていても交通マヒ、パニックの中で、どれ程の人々に行き渡るかは疑問。その時、私達に求められることは、災害の拡大を防ぎながら、個々の組織がそれぞれの場所で生き残る準備。
これが、都市生活者の最低限のモラルであり、唯一生き延びることが出来る生活の知恵ではないでしょうか。
また、企業内食糧備蓄。それが今日のモラルであり、社会的生命遂行の意思のバロメーターなのです。
■他の食品と比較してサバイバルフーズはこんなにもお得です。
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私たちには、その時、自力で生き延びる対策が必要です。現在の段階で予測される地震は、決して「日本沈没」といったスケールではありません。とすれば、全国に広がる企業は活動を停止するわけにはいきません。いえ、立ち上がり体制次第で、他社との格差が大きく開くといえます。歴史が示すように、ある意味では、災害後は企業飛躍の時なのです。
もちろん、そんな時にこそ得意先への援助のため、あるいは公務として働かねばならない職場も多いはず。つまり災害後の人員確保が最大の課題。そのためには、やはり食糧の備蓄がまず必要です。職場にはもちろん、出動要員のご家族の食料があってこそ、仕事に身が入るというものです。
「The Day After」これが企業サバイバルです。

天災の後に来る食料パニックを避けるためには、どんな食糧をどれくらい備蓄すべきでしょうか?
流通と都市機能回復までは、数々のシミュレーションによると最低1~2ヶ月。最低限1人あたり90食。
保存スペースをとらず、手間がかからない食料が必要。
さらに、明日なのか、10年後なのか予測できない(その時)に備えるのですから、保存性の問題が気になります。
この世界的食糧不足の中、2~3年で買い換え、廃棄しなければならないようでは、経済的に問題ですし、手間がかかります。加えて、今後食料が値下がりするような事態は考えようがありません。
即ち、永く保存できるということは、資産価値があるということにもなります。
また、長期間体力を使う復旧作業に関わるのですから、栄養のバランスは絶対に不可欠。こういった基準から、今まで非常食の雄とされてきた乾パン等は、備蓄食として....?
では、いったい何を。
私達は、その解答をNASAが開発した宇宙食に求めました。飛行士が、宇宙という極限状態で、家庭と同じメニューを楽しむために研究され。栄養バランスに秀れ、半永久的に保存ができ。軽く、スペースをとらず。調理が簡単で、味が良く、バラエティー豊かな食事が楽しめる。
という宇宙食の条件はそのまま災害時の備蓄食の条件でもあるわけです。
2005年06月03日
サバイバルフーズは自主防災の切り札!

サバイバルフーズは自主防災の切り札!
地震防災の基本と言われる自主防災は、つまるところ、住民一人ひとりが 「生き残る」努力をすること。すなわち充分な食糧の確保から始まります。
系の切れた社会にあっても、余裕をもって生きることのできる豊かな食糧備蓄 こそ、最善の地震対策なのです。
サバイバルフーズはおいしくて《イザという時》備蓄食
飲料水は数日前、あるいは数時間前の<警戒宣言の発令>の後でも充分確保 できます。しかし、食料品の買い入れはその時点ではもう遅すぎます。
スーパーの店先で、食料品を奪い合う狂気の群に飛び込んで、必要量の食料品 を買うことが、あなたにできますか?
また、サバイバルフーズであればたとえ飲料水が入手できなくてもそのまま 召し上がって頂くことも出来ます。
サバイバルフーズは長期備蓄食糧のパイオニア
「《警戒宣言》の発令と同時に、食糧パニックが発生する」と多くの識者が指摘しています。
「なに、イザとなっても、食糧は非常袋の中にある量で充分さ」とお考えでしたら、それは非常に危険なことと言えます。巨大地震によって機能をもがれた都市の中でその日から始まる自給自足のサバイバル生活。
私たちが「 1人 90食 備蓄」をスローガンにしているのはそのためです。
コンプレス、従来の備蓄量を4倍に
2.スペースセーバーコンプレス |
「狭い」を克服する<<コンプレス>>は、備蓄量を4倍にする。もうスペースがないとは言わせない! |
コンプレスは省スペースを目的に創意と工夫をこらして開発した一歩進んだ、サバイバルフーズです |
サバイバルフーズの<<コンプレス>>は、これまでにないユニークな内容でデビューしました。もともとフリーズドライ(凍結乾燥)加工によってほとんどの水分を除去された料理が、いわゆる圧縮処理<<コンプレス>>によって容量が小さくなり、<<スペースセーバー>>としてのパワーを発揮します。<<コンプレス>>はディスク状で、従来の1号缶サイズと同量の内容物が2&ハーフ缶(1号缶の1/4サイズ)の中に収められているのです。 |
凍結乾燥&圧縮処理により備蓄占有スペースを1/4に |
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長期保存ができ、栄養のバランスがよくおいしさで評判の高いサバイバルフーズに新製品がラインアップされました。今回新発売となったのは、「洋風とり雑炊」「洋風エビ雑炊」の2種類です。従来品同様にフリーズドライ(凍結乾燥)によりほとんどの水分を除去した後、さらに圧縮処理をかけることで容積を従来の1/4サイズ(当社比)まで小さくすることに成功しました。これにより42,000食が2.1×2.2m、高さ約1.3mのスペースで収納できます。 |
日本人向け+被災者に優しい非常食 |
雑炊というメニューにしたのには、理由があります。まず第一に、日本人の食生活に合うと言うこと。第二には、災害弱者への配慮があることです。また、水分が多く喉越しが良いため、高齢者や小さな子供にも食べやすい。さらに、主食・副食が一度に摂取でき、具だくさんなため栄養のバランスが良いというメリットもあります。お米を使った非常食で25年という長期の保存を可能にしました。その上、水での復元も可能、完全調理済みなので、そのまま食べることもできます。さらに、中身がディスク状(円盤)になっているので、小分けもできるなど非常食としてのポテンシャルは非常に高いものを持っています。 |
おいしさにこだわる本格的な味を簡単な手順で復元 |
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サバイバルフーズ スペースセーバーは、ディスクが従来の1号缶の1/4サイズの缶に6枚が収まっています。調理方法は、ディスクをナベに入れてスプーンで砕き、水を加えてよくかき混ぜながら加熱、沸騰したら10分間ムラすという簡単なもの。簡単ではありますが、その味は本格的です。今回の雑炊の開発にあたっても、日本人の料理研究家のアドバイスを盛り込んで日本人好みの味にしています。また、調理後お米がふやけて形くずれしにくい工夫をするなど、随所にその味と見栄えへのこだわりを持っております。精神的&肉体的疲労が重なっている災害時だからこそ、こうした温かくておいしいものが必要なのです。 |
すぐ食べられ、コンパクトで省スペース
1.サバイバルフーズ |
サバイバルフーズは、すぐ食べられ、コンパクトで省スペースです |
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世界最大規模の凍結乾燥食品メーカー、オレゴンフリーズドライ社が、米国農務省の厳しい検査に合格した新鮮な材料だけを選りすぐり、調理直後に凍結乾燥して、そのまま窒素封入するため、製品の劣化・変質・バクテリアの発生などを防ぎます。 備蓄に必要なスペースは700ケース(1ケース60食として42,000食分)の場合、わずか約10㎡(約3坪)(注2)程度で充分です。 注2:この場合、収納スペースとして高さ2mが必要です。 |
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3つの味とクラッカーでバランスのとれた栄養 |
サバイバルフーズは、クラッカー3缶、チキンシチュー1缶、牛肉入り野菜シチュー1缶、牛肉とマカロニ・チリソース煮1缶の6缶が入ってファミリーセットとなっています。いずれも1缶に1個づつ缶切りがついています。災害時には、1食3~4枚のクラッカーに料理をどれか25gお召しあがりになれば、効果のある栄養を補給できます。 |
熱湯を注いで5~10分、香り高い料理がハイ! |
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ワンセットで4人家族の5日分・・・60食をパック |
サバイバルフーズのファミリーセットは60食分がセットされており、4人家族が1日3食、5日間召しあがれる内容量となっております。また、ケースの大きさは<たて47×よこ33×高さ19cm>と、軽量コンパクトなサイズ、保存スペースをとりません。 |
1食当たり約560円・・・すぐれた経済性。 |
60食とまとまると33,800円ちょっと高い感じを持たれる方も1食当たり約560円、このインフレ時代に買替不要となれば、そのすぐれた経済性をお分かりいただけます。 |
25年保存できるサバイバルフーズ
25年間おいしさそのままに保存 | ![]() |
サバイバルフーズを日本の皆さまにご紹介してから約30年が経ちました。 備蓄食といえば、“おいしくないもの”という従来の常識をうち破り、これまでに全国各地の自治体、企業体で(1)25年間保存可能 (2)財産性がある (3)おいしい などの理由で採用されてきています。 私たちは、最初から長期備蓄食を量の問題として捉え、「1人90食備蓄」をスローガンにしてきました。実際、いま求められているものは質の高い、栄養のある、そして赤ちゃんから高齢者までの万人向けに、配慮が行き届いた備蓄食なのです。しかも、生き残るための“食の保険”として“量の確保”をどう進化させるか、私たちとオレゴンフリーズドライ社との研究は、ずっと続けられていました。 |
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MOUNTAIN HOUSE® is AMERICA'S FAVORITE BACKPACKING FOOD BRAND! |
■ 家庭でも企業でも4~5日分の食糧備蓄をおすすめします。 |
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あの阪神淡路大震災における体験・・・ますます都市化する私たちの日常生活で災害に対する大きな教訓を残してくれました。万一の場合、都市機能(道路、電力、ガス、交通)が回復するのに4~5日かかると言われています。安心のための食糧備蓄をおすすめします。
■ 神戸や淡路島を根こそぎ破壊した大震災から得た教訓を生かそう |
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某自治体で被災した人々への調査によれば、40%の人が「震災時でも、まずいものは食べたくないと思った。」と答えています。さらに、「自分の食は自分で守る。」という言葉は、体験者でなければ吐けない重みのある現実として迫ってきます。このたび新発売された<<コンプレス>>洋風雑炊メニューは、さらなる量の確保と質の向上によって今後の備蓄食の在り方を示す、大きな道しるべとなるでしょう。
■ サバイバルフーズはスペースシャトルの機内食としてスタート、今や備蓄食の パイオニア |
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「<<警戒宣言>>の発令と同時に、食糧パニックが発生する」と多くの識者が指摘しています。巨大地震によって機能をもがれた都市の中で、その日から始まる自給自足のサバイバル生活。何よりもそれを如実に実証してくれたのが、先の阪神淡路大震災だったのは私たちの記憶に新しいところです。スウェーデン、スイス(注1)、イギリスなどのヨーロッパ先進国では、災害時、統制経済に移行するまでの1ヶ月間<1人90食分>の食糧の備蓄は国民自身の義務であるとの方向付けをしています。私たちが備蓄食を量の問題としてとらえ、かねてより「1人90食備蓄」をスローガンにしているのはそのためです。
飲料水は、<<警戒宣言>>発令の後でも充分確保できます。しかし、食料品の購入はその時点ではもう遅すぎます。スーパーの店先で、食料品を奪い合う狂気の群れに飛び込んでいく勇気があなたにはありますか? 注1:“万一に備えて2ヶ月間の食糧備蓄を国民に率直に求めるスイスの行政・・・”正村史朗著「巨大地震は始まっている」より |
チェック項目 | CHECK1 | CHECK2 | CHECK3 | CHECK4 | CHECK5 | CHECK6 | CHECK7 | CHECK8 | CHECK9 | CHECK10 |
地球環境にやさしい | 賞味期間が長い | 水なしでも食べられる | 合成保存料は使用しない | 常温で保存できる | おいしい | 財産性がある | 栄養バランスが良い | 販売実績は | 何年も変わらない味 | |
サバイバルフーズ |
![]() 長持ちするから買換不要 |
![]() 正しい保存で25年間 |
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