防災用に、アウトドアにと役立つ非常用ライトは、どれも同じと思っていませんか。停電時の暗闇を経験した人や、電灯が一つもついていない夜道を歩いたことのある人なら、本当に優れた懐中電灯やライトの必要性を実感されたことでしょう。防災グッズとして欠かせないライトの選び方、購入時のポイント、懐中電灯やランタン、ヘッドライトごとのおすすめ商品などを紹介します。
ライトは防災グッズの必需品
非常用持ち出し袋に必ず入っているライトは、防災グッズの必需品です。夜中の地震で停電になったとき、家具やがれき、ガラス片などが散乱した室内を歩くのは危険が伴います。そんなとき、リスクを軽減してくれるのがライトです。
避難所で生活するにしても、光源となるライトは不可欠です。停電したときの電気の復旧には、数日から数か月かかることもあるため、できるだけ長時間使えるライトが必要となります。
ライトには、懐中電灯タイプ、ランタン、ヘッドライトなど、いろんな種類があります。懐中電灯は家族の人数分、ランタンは家庭に1つあると便利です。
懐中電灯は一人ひとりが持ち、自分の照らしたい場所へ光をあてることができます。大きさや形が豊富で、使う人や用途に合わせて選べます。上部に持ち手がある、吊り下げタイプのランタンは、全方位を明るく照らすことが可能で、室内灯代わりになります。
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防災用ライトの選び方
防災用ライトの選び方は以下の通りです。
- ライトの種類
- 電源タイプ
- ライトの機能性
- 光の強さ
防災用ライトを選ぶときは、ライトの種類、電源タイプ、ライトの機能性、光の強さに注目しましょう。
ライトの種類
ライトには、大きく3種類あります。用途に合わせてライトの選ぶのがポイントです。
- 懐中電灯:(使い方が簡単で片手で持ち運べる)
- ヘッドライト:(頭に付けるタイプなので、両手が使える)
- ランタン:(持ち運ぶ、ぶら下げる、置いて使うなど、いろんな使い方が可能)
自宅に必ずある非常用ライトといえば、懐中電灯です。大きさも機能も豊富ですが、片手がふさがれてしまうのが難点です。
ヘッドライトは、両手が使えるため、作業するときや避難時に便利です。懐中電灯と同様、一方向しか照らせません。頭にしっかりと固定できるタイプを選びましょう。
ランタンは、部屋を明るくときに便利です。部屋の中央に置くと、部屋全体を照らすことができます。
家族がいる部屋を全体を明るくするのにランタンを使い、各自が作業するときはヘッドライトを装着する、といった感じで、一緒に使うことでそれぞれのメリットを補うことができます。
電源タイプ
電源タイプは、乾電池が一般的ですが、充電式やソーラー、手動充電など、いろいろなタイプがそろっています。
- 電池
- 充電
- ソーラー
- 手動充電
電池式は、パワーが強く、強い光で照らすことができます。乾電池が切れると使えなくなるので、多めにストックする必要があります。
充電式は、電池が不要で、コンセントがあれば繰り返し充電できます。十分充電したとしても、自然に放電するため、定期的に充電する必要があります。また、充電完了までに時間がかかるのが難点です。
ソーラーは、太陽光があれば、いつでも充電できるのがメリットですが、充電が完了するまで時間がかかります。
手動充電は、いつでも、どこでも充電でき、コストもかかりません。乾電池のストックを心配する必要がありません。しかし、労力と時間が必要です。
ライトの機能性
ライトには光を灯す以外にも、さまざまな機能が付いたものがあります。付いている機能は以下の通りです。
- ラジオ付き
- 携帯充電式
- 防水機能
- 防じん機能
ラジオが付いた懐中電灯は、分類的には、懐中電灯付きのポータブルラジオになります。スマホやタブレットの充電ができるUSBポートが付いたもの、防水・防じん機能付きのライトもあります。
光の強さ
光の強さは、ライトが放つ光の角度(照射角度)によって異なります。広範囲を柔らかい光で照らすものや、範囲は狭いものの遠くまで光が届くものがあります。照射角度を変えることができるライトだと、さまざまな状況に対応できて便利です。
災害や停電時の暗闇での移動には、範囲が狭く、遠くまで光が届くものが適していますが、遠くまで見える一方で、足元が見えにくくなります。懐中電灯とヘッドライトを併用して使うと、安全性が高まります。
おすすめの防災用ライト8選!
防災用におすすめのライトを種類ごとに分けて紹介します。
- 懐中電灯
- ランタン
- ヘッドライト
おすすめの防災用懐中電灯3選
おすすめの懐中電灯は以下の3つです。軽量でコンパクトながら、広い照射範囲を持つ高性能なタイプ、充電式で繰り返し使える耐久性に優れたタイプ、子どもやお年寄りが安心して使えるシンプルなタイプを選びました。
SUREFIRE シュアファイア(6PX Pro 6PX-D-BK)
シュアファイア社の懐中電灯は世界中の軍隊や警察に納入されています。2011年初めてフルモデルチェンジした懐中電灯は、航空宇宙用特殊アルミニウム合金でできており、耐久性を備えています。全長13.2cmの手のひらサイズながら、600ルーメンの明るさは群を抜いています。生涯保証付きの懐中電灯です。家族の安全を守るため、耐久性に優れた高性能の懐中電灯を探している人におすすめです。
点灯時間 | 最大 52時間 |
電源 | リチウム電池×2本 |
明るさ | 最大600ルーメン |
照射距離 | – |
その他の機能 | 2段階切り替え |
重さ | 約147g SF123Aリチウム電池を含む |
GENTOSジェントス(LED 懐中電灯 マグナム MG-886R)
全長約13.21cmのコンパクトサイズですが、最大450ルーメンもの明るさがある非常用ライトです。電源は繰り返し使用できる充電式で、3段階に切り替えることができます。ヘッド部分が八角形になっているため、落としても転がりにくいのが特徴です。手袋を付けたままでも操作がしやすく、耐久性に優れた、充電式の懐中電灯を探している人におすすめです。
点灯時間 | 最大34時間 |
電源 | 充電式 |
明るさ | 最大450ルーメン |
照射距離 | – |
その他の機能 | 3段階切り替え |
重さ | 約167g(電池含む) |
Panasonic パナソニック(LED懐中電灯 BF-BG20F)
LEDの懐中電灯は、電池寿命が長いのが特徴です。他の懐中電灯と比べると、機能は少ないものの、シンプルで使いやすいのが特徴です。操作が簡単なので、お年寄りや小さな子どもに持たせるのにピッタリの一台です。
年寄りや子どもに持たせたい懐中電灯を探している人におすすめです。
点灯時間 | 約70時間(乾電池エボルタ使用) |
電源 | バッテリー式 |
明るさ | 200ルーメン |
照射距離 | – |
その他の機能 | – |
重さ | 約 90g (電池含む) |
おすすめの防災用ランタン3選
おすすめの防災用ランタンは以下の3つです。全方位を照らすランタンは、ぶら下げたり、床に置いて使うほか、懐中電灯としても使えます。明るくて数日にも及ぶ長期間の停電に対応できるタイプを選びました。
GENTOSジェントス(LED ランタンEX-1300D)
ジェントスのランタンは光の色を白色、昼白色、暖色の3段階に調節できます。キャンドルモード機能も備え、ロウソクのように光量を変化させることもできます。1300ルーメンの明るさがあるため、非常用はもちろん、キャンプや枕元の照明にも使えます。
日常的にランタンを使いたい人、アウトドアに持って行きたい人におすすめです。
点灯時間 | 最大350時間 |
電源 | 単1形電池×4本(別売り) |
明るさ | 1300ルーメン |
照射距離 | – |
その他の機能 | – |
重さ | 約1.22kg(電池含む) |
Colemanコールマン(ランタン マルチパネルランタン LED 乾電池式)
4つの発光パネルを取り外して使用できる、ユニークなコールマンのランタン。最大800ルーメンの明るさで、室内のメインライトとして十分です。明るさは3段階で、点灯時間は最大で400時間。USBポートが付いているので、スマホやラジオなどの充電もできます。点灯時間が長いランタンを探している人におすすめです。
点灯時間 | 最大400時間 |
電源 | アルカリ単一形乾電池×4本または8本(別売) |
明るさ | 800ルーメン |
照射距離 | – |
その他の機能 | – |
重さ | 約1.2kg(電池含む) |
パナソニック(LEDでかランタン)
パナソニックの「でかランタン」は明るさと電池寿命の長さが自慢です。明るさは4段階に調節でき、タッチセンサーで簡単に操作できるため、子どもからお年寄りまで幅広く使えます。ランタンと懐中電灯の2WAYタイプで、シンプルなデザインは、日常的に寝室の枕元に置いても違和感がありません。
日本製のランタンで、非常用照明として室内を照らしたい人、点灯時間が長いランタンを探している人におすすめです。
点灯時間 | 最大1500時間 |
電源 | バッテリー式 |
明るさ | 800ルーメン |
照射距離 | – |
その他の機能 | – |
重さ | 約930g(電池含む) |
おすすめの防災用ヘッドライト2選
おすすめの防災用ヘッドライトは以下の2つです。ヘッドライトは両手が使え、移動時に重宝します。数百円台から1万円を超えるタイプまで幅広くあるのですが、広い照射範囲を持ち、後部に認識灯があるため後方からでも確認できる機能があるタイプを選びました。
ジェントス(GD-001H)
ジェントスのGD-001Hは広範囲に照射できるのが特徴で、最大約79mの長距離照射も可能です。後部には、認識灯が付いているのもユニーク。バンドタイプでないため、頭やヘルメットにしっかり固定でき、落ちたりズレたりする心配はありません。IPX4準拠の防滴仕様で、水に濡れても故障しにくく、耐久性もあるため、壊れにくいのが魅力です。しっかり固定できるヘッドライトを探している人におすすめです。
点灯時間 | 最大50時間 |
電源 | 専用リチウムポリマー充電池 3.7V 1800mAh /単3形アルカリ電池×3本 |
明るさ | 320ルーメン |
照射距離 | 最大79m |
その他の機能 | – |
重さ | 145g |
レッドレンザー(「Hシリーズ」500852)
ドイツ生まれのブランド「レッドレンザー」のLEDヘッドライトは、600ルーメンの明るさを誇っています。明るさを3段階切り替えでき、後部に赤の視認灯が付いています。防水性・防じん性が優れていることから、夜間の作業や夜釣り、登山などで使っている人も多いです。非常用としてだけでなく、日常的にもヘッドライトを使いたい人におすすめです。
点灯時間 | 最大120時間 |
電源 | 専用リチウムイオン充電池(付属) |
明るさ | 600ルーメン |
照射距離 | 20∼150m |
その他の機能 | – |
重さ | 158g(電池含む) |
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まとめ
非常用ライトは、自然災害や停電が起きたとき役に立つ防災グッズです。値段も機能も幅広く、アウトドアブランドから家電メーカーまで、いろんなタイプの非常用ライトが販売されています。災害時のあらゆる状況をイメージし、使う方法などを考慮した上で、ふさわしい非常用ライトを選びましょう。