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防災情報TOP >> 東京国際消防防災展 2003 特別レポート[4]

Seiさんのお店 プレゼンツ ⇒ 2003 東京国際消防防災展 11/20(木)~23(日)特別レポート<4>
東京国際消防防災展
■第4回■ 東京国際消防防災展 Seiさん店長 潜入レポート<4>
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NPOや行政法人の展示
■レスキュー現場で活躍する「小型移動ロボット」
文部科学省大都市大災害軽減化特別プロジェクト(独立行政法人 消防研究所、京都大学大学院情報学研究所、(株)日立製作所)の合同ブース。
様々な小型移動ロボット(瓦礫内の探査などが目的)によるレスキューのデモンストレーションが行われていました。大都市災害軽減化プロジェクトは、首都圏で大地震が発生した場合の被害を軽減することを目的にした文部科学省の研究活動の一環。ここでは、災害時に能動的な情報収集をすることで防災活動の意思決定に役立てたり人命救助を迅速に遂行できるように支援するための情報支援システムとして小型ロボットの研究が行われています。
具体的には「小さなロボットなら狭いところにも入って行ける」し「小さなロボットでも何台も集まることで大きなパワーが出せる」という事に着眼して研究をされているようです。
■特定非営利活動法人 国際レスキューシステム研究機構
国際レスキューシステム研究機構さんは、阪神淡路大震災をきっかけに組織されたレスキューロボット研究グループを前身とし2002年4月から特定非営利活動法人(NPO)として活動している団体です。写真は研究中の小型ロボット。ヒトデや蜘蛛を連想させるような形のロボットで、足がたくさんあるので複雑な地形でも移動可能。
■(財)市民防災研究所
(財)市民防災研究所さんは、身近なものを利用して、だれでもできる防災対策や手法を考案しながら普及活動につとめている団体です。
こうしたボーイ&ガールスカートの子供たちも多数来場していました。写真では手製の簡易ランプの作り方を市民防災研究所さんから消防少年団の子供達がレクチャーを受けているところです。
■高輝度蓄光材供給センター(根本特殊化学(株))さん
これは凄かった。
電気エネルギー不要で暗くなると自然に光るという特殊な蛍光塗料で作られた災害救援所までの誘導標識です。数十年前にあった蛍光塗料に比べて、遥かに明るく、太陽光で朝まで光る・・・というくらいに長時間光りつづけます。技術の進歩は凄いですね。
避難場所を示す人型の緑色の標識は「ピクトグラム」という名称があります。平成13年3月に国土交通省でピクトグラムを選定し、平成14年3月に正式にJIS規格として「ピクトグラム」の図柄が統一されました。
公園や地下鉄の駅など公共施設で光る誘導標識を見かけましたら、それは全てここの高輝度蓄光材供給センターさんの商品です。昨年には東京都杉並区の標識や新宿区で導入されたそうです。道路脇にひっそり建っている標識を今度から注意して見てくださいね。
専門性の高い商品
■消防ユニフォームは(株)イマジョーさん
(株)イマジョーさんのブース。TIXSという消防関係者には有名なユニフォーム・ブランドメーカーさんです。制服を着たマネキン達は、何と申しますか煌びやかで、ブースの色あいも良く今回の防災展では非常に目立っておりました。
■消防団ご用達のヘルメット
こちらも(株)イマジョーさんのブースです。
■日本エンコン(株)さん
アルミ防熱服・アルフィー防火服など耐熱・耐火や防弾などなど防護服。人間工学に基づいたデザインと機能性で動きやすいのが特徴です。なかなか一般には販売していない商品ですが、カタログを見ると面白いですよ。日本エンコン社さんのカタログでも、アルフィー防火服を着た外人のモデルさんがナイスなポーズをとりながらファッショナブルに防護服を着こなしているのですね。
写真左から「耐熱フィードと呼吸器内装型の耐熱服」「アルフィー防火服(イエロー)」「アルミ加工のアルフィー防火服」「アルフィー防火服(ブラック)」です。カッコ良いですね。
■エイブル山内(株)さん
マックスガードというシリーズ商品。SARSやNBCな対バイオ・テロ対策用の防護服。これら防護服は、粉塵、水、油、耐電作業、ダイオキシン取扱、廃棄物焼却施設解体工事用など種類によって用途は様々です。お値段も手ごろで、パーツごとに数千円から数万円ほど。インターネット通販では一般販売もしているようです。防護マスク、手袋、防護服、それぞれのパーツ毎に別売。
■ドレーゲルセイフティージャパン(株)さん
ドイツのドレ-ゲル社製の化学防護服「チームマスタープロ」と「チームマスターバイトン」。防護服関係の企業展示の中では、ポーズまで決めちゃったりしてカッコ良く配置、一番凝った展示だなぁと感じました。外資系はなかなか華やかですね。
■ガス検知警報器
こちらもドレーゲルセイフティージャパン(株)社さんの製品。ドイツのドレーゲル社は1889年創立の老舗。世界初の酸素減圧機器の開発に成功したり、水深何千メートルもの深度で活躍するシミュレータを開発したりと、酸素フィルターの関連技術では著名なメーカーです。
■感染防止&保温「メディラップ」
ファーノ・ジャパン・インク日本支社さんのブース。メディラップという非金属(ポリエチレン)で出来た特殊生地。軽く熱をよく反射するので、従来の毛布や手術中の加温装置に代わって普及しつつあるそうです。英国では病院や救急の現場でメディラップが実際に使用されています。
■こちらも「メディラップ」
キューピーちゃん・・・!?
一般の毛布よりも保温性に優れているので、救急現場や災害地で体温保持に適したブランケットとして利用できます。生地をカットすれば、医療で患部周りを手術するのにも用いられます。
従来のNASA素材のブランケット生地はガサガサと表裏両面とも銀色素材でしたが、こちらは、ガーゼのような裏地があって、表面に緑のロゴマークがプリントされているため無影灯の反射もなく眩しくないのがポイントでしょうか。
■救急車内の殺菌「オゾン発生装置」
(株)モリタさんのブース。救急車内殺菌オゾン発生装置「サニーコースト MSC-1000」
■(株)ポータ工業さん
充電式の平行線ライト「ハイパーライトPL-H35」警察の交通事故現場や鑑識現場などで実際に利用されている。地面に落ちている微物やタイヤ痕など検査用途の特殊強力ライト。
■(株)ポータ工業さん
私が個人的にかなり興味を持った商品。
簡易式のレスキュー用エアージャッキ「ポータジャッキPJ-6T」。手動ポンプ(自転車の空気入れとほぼ同じ)で空気を入れると、四角く黒いエアージャッキが29センチの厚さまで膨らみ6トンの重さを支えられる。実際に試したらポンピングは自転車のタイヤに空気を送るよりも遥かに楽な感じだった。値段はバッグとジャッキ+ポンプがセットになって18万円位。持ち運びに便利な上に利便性も良い。値段的には余り個人購買の道具ではないだろうが、29センチの揚程があれば自動車などにも使えそう。個人でもこういう商品があれば色々と便利と思うのは私だけだろうか・・・。
■(株)ポータ工業さん
消防現場で実際に使われているプロ用充電式サーチライトと言えば、ほとんどがこのポータ工業製のポータライト・シリーズ。写真左が「ポータライトPL-25」右が「ポータライトPL-15」1km程先を数時間点灯できるパワーがあり、現場で使われるのでボディは軽量かつ耐久性に優れる。値段は4~5万円程と思われる。
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