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第41回TSUNAGU食堂(2025年9月)報告紹介|サバイバルフーズの社会貢献活動

TSUNAGUプロジェクトでは、毎月の食堂開催以外に、25年保存可能な美味しい備蓄食「サバイバル®フーズ」やお米券を数カ所のこども食堂にお届けしています。
今後も全国に、サバイバルフーズを備蓄する子ども食堂が増えるように、私たちは支援を続けてまいります。

*TSUNAGU食堂報告紹介一覧はこちらから。



TSUNAGUプロジェクトの様子
2025年9月21日(日)11時~ 横浜市金沢区釜利谷東ハイツ第2集会所
防災クイズ、昆布クイズ、金沢昆布の紹介、触って食べて体験

第41回TSUNAGU食堂報告 ~こども食堂の防災拠点化を目指して~

防災プログラム:「新聞紙で作る防災スリッパ」第41回TSUNAGU食堂では、防災クイズの代わりに新聞紙で作る防災スリッパ作りを実施しました。
災害時にはガラス片や瓦礫による足のケガが多く報告されています。新聞紙スリッパは家庭にある新聞紙で簡単に作ることができ、折り重ねることで丈夫になり足を守るだけでなく、保温効果もあるため、寒い季節や避難所での生活にも役立ちます。子どもたちも大人もスタッフと一緒に作成し、完成後に歩いてみると、「本当に歩ける!」「想像以上にしっかりしている!」と大盛り上がり。自分で作ったスリッパを履くことで、防災への理解と自分の身を守る力が自然に身につく時間となりました。


イベント内容と参加者の様子

秋の気配が感じられる9月下旬、今回も82名の参加申し込みをいただき、元気に開催!
開場と同時に多くのご家族が集まり、会場は笑顔と声であふれ、にぎやかな雰囲気でスタートしました。食育・環境プログラムでは、昆布クイズを通して昆布のブルーカーボン効果や歴史的価値を学びました。「コンブは昔、なにとして使われていた?」の答えは「お金」。かつて昆布は国内流通だけでなく、中国との交易品としても価値があり、社会や暮らしを支える資源として利用されていました。さらに、アジア環境整備機構のお二人から金沢漁港での昆布養殖や水揚げの取り組みを紹介いただき、実際に昆布に触れたり、茹でて試食する体験も実施。茶色の昆布が緑に変化する様子に子どもたちは歓声をあげ、試食も大盛況で、多くの子どもがおかわりを受け取りました。親御さんからは「普段なかなか昆布を子どもに食べさせる機会がないので、こうした体験で体に良い昆布を美味しく食べてくれるようになれば嬉しい」という声が多く寄せられました。
お弁当は釜利谷ふれあいカフェさんの手作り弁当(子どもに人気の唐揚げ弁当)を提供。お土産には、フードバンクかながわさんからジュース・お菓子・お米をご提供いただき、さらに「レベルアッププロフェッショナル」も配布しました。子どもたちは好きな味を選んで大喜びでした。


こども食堂×防災の取り組み

TSUNAGU食堂は、地域の子どもや住民が日常の中で防災を考え、備える力を自然に育む大切な拠点です。第41回では、新聞紙で作る防災スリッパ作りや金沢昆布を使った食育体験を通じて、子どもたちは自分で考え行動する力を身につけ、親御さんは「体験を通して子どもに安全・健康を届ける喜び」を実感しました。この活動は、単なるイベント体験にとどまらず、支援企業の皆さまが提供するサバイバルフーズや教材、食材の活用を通じて、地域の防災意識向上や健康促進に直結しています。実際に、TSUNAGU食堂ではサバイバルフーズ100食を備蓄し、非常時の安心拠点としての役割も果たしています。これは、企業支援が地域の「いざというとき助け合える安心」を形作る具体的な成果の一例です。
私たちの取り組みは、物資の提供にとどまらず、防災の文化と思いやりの輪を地域に広げる活動です。こども食堂での学びや体験、交流の積み重ねは、未来の子どもたちの安心や健やかな成長につながります。特に、サバイバルフーズを取り扱う企業として、こうした地域防災の拠点づくりを直接支援できることには大きな意義があり、今後も継続して関わることで、地域の安全・安心を支え続けることができます。




つなぐ食堂のスタッフ
セイショップとTSUNAGUプロジェクトのロゴ


素材提供:TSUNAGUプロジェクト 様

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