第37回TSUNAGU食堂(2025年5月)報告紹介|サバイバルフーズの社会貢献活動
TSUNAGUプロジェクトでは、毎月の食堂開催以外に、25年保存可能な美味しい備蓄食「サバイバル®フーズ」やお米券を数カ所のこども食堂にお届けしています。
今後も全国に、サバイバルフーズを備蓄する子ども食堂が増えるように、私たちは支援を続けてまいります。
*TSUNAGU食堂報告紹介一覧はこちらから。

ゼスプリ キウイ for キッズ 2025 / お弁当や各種食品、お菓子など無料配布
第37回TSUNAGU食堂報告 ~こども食堂の防災拠点化を目指して~
今回は全8問の防災クイズを用意しましたが、こどもたちの正解率が非常に高く、その知識の豊かさに驚かされました。
中でも、「Q:地震の災害対策として覚えておきたい『お・か・し・も』とは、それぞれ何の頭文字でしょうか?」という問題では、「お=押さない」「か=駆けない」「し=しゃべらない」「も=戻らない」と、こどもたちが元気よく大きな声で回答! さらに、「“ち”もあるよ!“近づかない”だよ!」と、こちらが教えられてしまう場面もあり、感心させられました。
また、最後の問題では、「Q:TSUNAGU食堂に備蓄されているサバイバルフーズは何食分でしょうか?」という問いに対し、「20~50食」との回答が多く寄せられましたが、正解は60食。
まだ参加者全員の1食分にも満たない状況ですが、今後も継続的に備蓄を進めていく予定です。こうした取り組みを通じて、日頃から防災に関する知識に触れる機会を提供してきたことが、確実に実を結び始めていることを実感しています。今後もさまざまな形で防災に関する企画を実施し、こどもたちや保護者の皆さんの間に、より一層防災意識が根付いていくよう、引き続き活動してまいります。
イベント内容と参加者の様子
今回も定員を大きく上回る79名のお申し込みをいただき、元気に開催することができました。
前回の福岡のこども食堂との中継クイズで紹介された福岡銘菓「にわかせんぺい」。そのおまけとして付いてくるユニークなお面を、実際に福岡から届けていただき、みんなの前で開封。こどもたちはお面に大喜びし、その場で配られたお菓子を美味しくいただきました。地域を越えた温かい交流となり、他ではなかなか体験できない貴重な時間となりました。
また、Zespri様の「ゼスプリ キウイ for キッズ 2025」のご協力により、たくさんのキウイを使った食育指導を実施。紙芝居を通して栄養バランスの大切さを学び、キウイの栄養や豆知識にもふれました。最後は学んだ内容を活かして食事メニューの絵を描き、発表後にはサンゴールドキウイをプレゼント。こどもたちの笑顔があふれる時間となりました。
お土産には、HACHINANA KITCHENさん特製の愛情たっぷりのお弁当や、バナナ、ジュース、お菓子、お米に加え、フードバンクかながわさんからご提供いただいた栄養飲料「レベルアッププロフェッショナル」なども配布。たくさんのご支援に支えられた、充実した一日となりました。
こども食堂×防災の取り組み
サバイバルフーズを支援している「TSUNAGU食堂」は、単なる食事提供の場ではありません。地域のこどもたちと住民の皆さんが安心して暮らせる、災害に強い地域づくりを目指し、日々さまざまな取り組みを行っています。
その中でも特に力を入れているのが、防災知識を“体験”として学べるプログラムです。こどもたちが楽しく防災を学べる工夫が随所に盛り込まれており、同時に地域のつながりも深められています。私たちは、そうした実践的な取り組みに共感し、「備えの大切さ」を伝える一環として、サバイバルフーズの提供を通じて支援を行っています。
災害時には、TSUNAGU食堂が地域の“拠点”として機能し、こどもたちや地域の方々の命と笑顔を守る場所になることを願っています。
今後も、備蓄食品を通じた防災支援をはじめ、地域と子どもたちの未来を守る活動に寄り添い続けてまいります。
私たちの製品が“もしも”のときの安心につながること、そして平時から地域の学びや交流に役立てていただけることが、何よりの喜びです。


素材提供:TSUNAGUプロジェクト 様