第39回TSUNAGU食堂(2025年7月)報告紹介|サバイバルフーズの社会貢献活動
TSUNAGUプロジェクトでは、毎月の食堂開催以外に、25年保存可能な美味しい備蓄食「サバイバル®フーズ」やお米券を数カ所のこども食堂にお届けしています。
今後も全国に、サバイバルフーズを備蓄する子ども食堂が増えるように、私たちは支援を続けてまいります。
*TSUNAGU食堂報告紹介一覧はこちらから。

福岡こども食堂と中継、防災クイズ、くじ引き、BINGO大会、夏休みチャレンジ記入
第39回TSUNAGU食堂報告 ~こども食堂の防災拠点化を目指して~
【防災クイズ:「雷が鳴ったらこれだけは」】
①この日は、夏に頻発する雷への対処法を学びました。
広場から離れ、木の下には近づかないこと。雷は開けた場所や高い木に落ちやすく、近くにいると感電する危険も。4m以上離れるのが安全です。
②雷の音が聞こえたら、すぐに建物か車の中へ。雷雲は広範囲に広がるため、音が聞こえた時点で危険。再開の目安は「雷鳴が30分聞こえなくなってから」。
③逃げ場がない時は「雷しゃがみ」で身を守る(姿勢を低く、足をそろえ、耳をふさぎ、つま先立ち)。子どもたちからは「木の下は危ないんだ!」「雷しゃがみしてみたよ」などの声が上がり、理解が深まりました。今後も、地震・台風・熱中症など季節や状況に応じた防災テーマで、「自分の命を守る力」を育んでいきます。
イベント内容と参加者の様子
今回もなんと85名という多くのお申込みをいただき、熱気と笑顔に包まれながらTSUNAGU食堂がスタート
【夏休み企画!ドキドキくじ引き&BINGO大会】
今回のTSUNAGU食堂では、夏休み特別企画として「くじ引き大会」と「家族対抗!お米争奪BINGO大会」を開催!水鉄砲などの夏アイテムが当たるくじ引きで会場は大盛り上がり。BINGOでは、先着10家族に5kgのお米をプレゼントし、外れたご家族にも米粉のたこ焼き粉などを贈りました。
【チャレンジ宣言!夏の目標発表】
こどもたちには「この夏チャレンジしたいこと」を書いてもらい、発表タイムも実施。恥ずかしがっていた子が堂々と手を挙げて話す姿に成長を実感。「アンパンマンに会いたい」「一人でプールの滑り台を滑る」など、可愛い&前向きな宣言がたくさん。最後は「できてもできなくても、チャレンジすることが大事だよ」と声をかけて締めくくりました。
【地域とつながる・心温まるご飯】
福岡とオンライン中継をつなぎ、地域を超えた“つながり”も実現。お弁当は、釜利谷ふれあいカフェさんの手作りごはん。ジュースやお菓子、お米に加えて、ビタブリッドジャパンさんからは「レベルアッププロフェッショナル」を社員の皆さんから手渡しで配布。子どもたちは、好きな味を選べて大喜びでした!
こども食堂×防災の取り組み
私たちが支援している「TSUNAGU食堂」は、地域で暮らすこどもたちや住民のみなさんが、日常の中で“防災を考え、備える”ことを自然に育む、大切な拠点になっています。
「防災を“知識”で終わらせない」という考えから、TSUNAGU食堂では、毎回テーマを変えて防災クイズを実施しており、7月は「雷が鳴ったらこれだけは!」をテーマに開催されました。クイズをきっかけに、こどもたちは友だちやスタッフと一緒に考え、話し合い、自分自身の行動として落とし込んでいきます。その過程で生まれる真剣な表情や素直な驚きに、私たち大人も毎回はっとさせられます。
災害は、いつ、どこで起きるかは誰にもわかりません。しかし、こうした「日常の中の小さな気づきと備え」が、いざというときの行動力と安心につながります。私たちは、サバイバルフーズの支援を通じて、その“備え”を少しでも後押しできるよう願いながら、支援を続けています。
TSUNAGU食堂は、災害時には地域の“拠点”としても機能することを目指しています。この積み重ねが、「モノを届ける」以上の意味を持ち、「地域に防災の文化と思いやりの輪が広がっていく」ことにつながると信じています。私たちの防災用品が、“いつか”のための準備であると同時に、“今”この瞬間の学びや交流を支える存在であること——それこそが、私たちの願いであり、企業としての使命です。


素材提供:TSUNAGUプロジェクト 様