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第43回TSUNAGU食堂(2025年11月)報告紹介|サバイバルフーズの社会貢献活動

TSUNAGUプロジェクトでは、毎月の食堂開催以外に、25年保存可能な美味しい備蓄食「サバイバル®フーズ」やお米券を数カ所のこども食堂にお届けしています。
今後も全国に、サバイバルフーズを備蓄する子ども食堂が増えるように、私たちは支援を続けてまいります。

*TSUNAGU食堂報告紹介一覧はこちらから。



TSUNAGUプロジェクトの様子
2025年11月30日(日)11時~ 横浜市金沢区釜利谷東ハイツ第2集会所
防災クイズ、リープ株式会社さんプレゼンツ「夢を描こうワークショップ」

第43回TSUNAGU食堂報告 ~こども食堂の防災拠点化を目指して~

防災プログラム:新聞紙を使った「防災コップ」づくりを行いました。
災害時に身近な材料で食器を作る体験を通して、こどもたちは楽しみながら防災の基本を学びました。スタッフの手順説明に沿って真剣に新聞紙を折る子どもたちは、「できた!」「見てみて!」と完成品を自慢し合いながら、自然と協力し合う姿も見られました。完成したコップはビニール袋をかぶせることで衛生的に何度でも使用でき、断水時の応急対応についても学びました。
この活動を通じて、こどもたちは「自分で考えて行動する力」を体感し、防災を日常生活に結び付けて考える貴重な機会となりました。TSUNAGU食堂が地域の防災拠点として機能するうえで、非常に意義のあるプログラムです。


イベント内容と参加者の様子

リープ株式会社様プレゼンツの「夢を描こうワークショップ」を実施しました。
まずはオリジナルクイズで会場を盛り上げ、会社のマスコットキャラクターぶんちゃんは何の鳥?という問いでは、こどもたちが「ぶんちょう!」と元気に正解しました。
社員の夢発表やクイズを交え、参加者の興味を引きつけた後、ワークショップ本編へ。こどもたちは普段なかなか口にしない自分の夢ややってみたい未来をカードに記入し、スタッフが「どんな夢でもいい」「叶うかどうかは気にしなくて大丈夫」と声をかけ、安心して想像を広げる時間を作りました。カード記入後には、子ども同士、親御さん、スタッフとの間で夢について語り合う場を設けました。自分の思いを聞いてもらえる経験はこどもたちに大きな励みとなり、話すたびに表情が明るくなる様子が見られました。
発表後には、親御さんやスタッフから「素敵な夢だね」「きっとできるよ」と具体的に褒めるフィードバックも行われ、自己肯定感を高める貴重な体験となりました。お弁当は釜利谷ふれあいカフェさんのハンバーグ弁当と唐揚げ弁当、フードバンクかながわ様からはジュース・お菓子・お米を提供いただき、さらに「レベルアッププロフェッショナル」も配布され、こどもたちの成長を支える充実した一日となりました。


こども食堂×防災の取り組み

防災知識の習得、健康・栄養教育、地域とのつながりの3つを柱に、防災に特化した取り組みが行われました。
今回の防災プログラムでは、新聞紙を使った「防災コップづくり」を中心に、こどもたちが手を動かしながら災害時の工夫を体験しました。折り方やビニール袋の活用など、身近なもので食器を代用できる方法を学ぶことで、災害時に自分で考え行動する力を自然と育む機会となりました。
参加したこどもたちは「こうすれば水がなくても使えるんだ!」と驚きながら楽しみ、保護者からも「家庭でも試してみたい」との声が上がりました。会場には当社のサバイバルフーズ120食を備蓄しており、非常時には地域の人々が集まり、食を分かち合える場所としての機能も確認されました。これは単なる備蓄支援にとどまらず、「食を通じた安心の共有」「地域防災文化の醸成」を目指す活動であり、TSUNAGU食堂が日常の中で防災を学ぶ拠点として機能することを示しています。
今回の取り組みを通じて、こどもたちは遊びを通じて防災への関心を高め、家庭や地域でも災害への備えについて話し合うきっかけが生まれました。こうした学びの連鎖は地域防災力の強化や次世代の安心につながる重要な経験であり、今後も食と学びを通じて地域の防災意識を支える活動を継続してまいります。




つなぐ食堂の様子
セイショップとTSUNAGUプロジェクトのロゴ


素材提供:TSUNAGUプロジェクト 様

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